汗が止まらない!困った頭汗を止める方法【日ごろのケアについて】
夏場は誰でも汗をかく季節ですが、その量が通常より多い人がいます。
一般的には多汗症と言われていますが、原因が多岐に亘っている上、ホルモンバランスや体質などが起因している事が多いので、医療機関などで完全に止めるのは非常に難しく、日頃のケアで対処する必要があります。
ストレスなどの精神面も関係してきますから、心のケアも同時に行なう必要があるでしょう。いずれにしても複雑な原因が重なり合って出てくる症状ですから、甘く見ずにしっかりと改善していく事が大切です。
顔や身体だけではない
汗は額や顔、身体から出るものというイメージがありますが、頭から出るという場合もあります。
もちろん頭にも頭皮という立派な皮膚が存在していますから、他の部位の皮膚と同じように動いており、発汗する原因も同じです。
しかしそこには髪の毛が生えていますから、あまり発汗すると髪の毛がべたついた状態になり脂ぎって見た目がよくありません。
さらにその状態をそのまま放置しておくと、髪の毛や毛根に残った不純物が細菌となって繁殖していき衛生状態を失ってしまいますから早めの対処が必要です。
完全に止める事は出来ませんが、衛生状態を保つために、この時期のシャンプーは入念に行なっておきましょう。
頭皮のスキンケア
顔や身体であれば、化粧水や乳液を使って簡単にスキンケアが出来ますが、髪の毛がある場所であると、簡単に塗布する事が出来ません。
却ってべたつきになってしまう事もありますから、むやみにこうしたものを塗布するのは良くないでしょう。
代わりのスキンケアとなるのが、トリートメントを使ったマッサージです。
トリートメントは本来髪の毛のためのものですが、もちろん皮膚も保湿しますし、最近では毛根に働きかけるようなタイプのものも市販されていますから、こうしたグッズを活用してみるのも良いでしょう。
さらに毛根を動かすようにマッサージすると代謝が良くなりますから、余分な汗を止めるのにも役立ちます。
漢方で体質改善
こうした悩みは体質も問題ですが、やはり何らかの理由によってメカニズムが狂っている事も原因です。一部集中的にケアをするのではなく、身体全体の巡りを変化させる事によって違いが出てきます。
こうした場合には漢方などを使って体質を整えるのが有効です。
天然の成分を使用しているという特徴を持っているのが漢方ですから副作用の心配もなく、身体全体を健康へと導く事も出来るでしょう。