【多汗症対策】塩化アルミニウム制汗剤は薬局でも手に入るもの?
大量の汗が流れ出てくると、洋服にシミができてしまいますし、とても恥ずかしいでしょう。多汗症対策をするためにも、制汗剤は必要です。特に効果が期待できると言われている塩化アルミニウムが入っている制汗剤を薬局でも手軽に手に入れられたらと思いませんか。
医療機関で処方してもらうと時間がかかってしまうので、市販されていればと思う人はたくさんいるはずです。
なぜ塩化アルミニウムが良いのか
いったい、塩化アルミニウムとはどのような成分でしょうか。
汗腺に付着すると炎症を起こさせます。炎症を起こせば汗腺がふさがれてしまうので、汗が流れ出なくて済むというわけです。ただし、効果は一過性です。
だから、効果がなくなれば、また塗らないといけません。
敏感肌の人は、刺激が強すぎると感じるかもしれませんので、一度はパッチテストを行ったほうがいいでしょう。
安心して使えそうだと思ったら、汗が気になるわきの下などに使ってみてください。
いろいろな形で市販されている
実は、いろいろな形で薬局で手に入れることができます。商品によって、含有量が違います。敏感肌の人は含有量が少ない商品を使ったほうが良さそうです。
クリームタイプもあれば、液体タイプもあります。
また、ロールオンもあるので、使い勝手が良いタイプを使うのも良さそうです。
多汗症の症状によってどれを使うのかを考えたほうが良さそうです。
敏感肌の人や多汗症とはいえ汗の量がそれほど多くはない人は、塩化アルミニウムが少なくても大丈夫でしょう。肌が丈夫で、症状が重いのならば含有量が多めでも大丈夫でしょう。試しに使ってみて、肌荒れなどを起こすようなら、含有量が低いタイプに変えてみてください。
全身に使うこともできる
薬局で市販されている塩化アルミニウムが入っている制汗剤は、全身に使うこともできます。わきの下はもちろんですが、手のひらなどにも使ってみてください。
女性にも多い足の裏の多汗症にも良いでしょう。
ただし、顔には刺激が強すぎますので顔専用の制汗剤を使ってください。
他の部分ならあまり問題はないでしょう。
医療機関で処方してもらえる場合の濃度は約20%です。
これよりももっと低い濃度でも十分効果が期待できます。薬局で市販されている制汗剤であれば、もっと濃度が低いものが主流です。それでも十分汗を止める効果があるでしょう。液体タイプを購入した場合は、精製水で薄めて使うこともできるので使い勝手が良いでしょう。