日頃の生活習慣から見直す!多汗症を治すのに必要なこと
多汗症の原因は一つではありませんが、多くは精神的ストレスであると言われています。
強い緊張感や不安感を感じると普段よりも多くの汗をかきます。
一度そのような経験をすると、さらにそのことで不安を感じることにより、汗をかくという悪循環に陥ることもあります。
食生活から体質改善
ただし、人によっては緊張状態になくても、リラックス状態の時でも汗をかくということもあるようです。
生活習慣が乱れることが多汗症の原因となっている場合には、生活習慣を見直すことにより、症状を軽減させることが出来る場合もあります。
多汗症を治すには、生活習慣の中でも食べ物を見直すことがポイントとなります。
多汗症を治すには、コーヒーなどのカフェインを多量に含む物を避ける、喫煙習慣を見直すということが大切です。
ニコチンやカフェインなどの交感神経を刺激する物質が多く含まれるものを過剰に摂取することにより、発汗が促されてしまうことにも繋がります。
また、冷たいものを一度にたくさん食べてしまうと、胃から水分が吸収することが出来ないため、汗をかきやすくなってしまいますので、冷えたものよりも常温もしくは温かいものを飲むようにしましょう。
また、エアコンなどに慣れてしまうと、温度調整が上手く出来なくなってしまいますので、暑さに慣れることも必要です。
ニオイの原因は高カロリー!
肉類や油物などの食べ物は体温を上げやすくするという作用があります。
そのため、このような食べ物を中心とした食生活をしていると、汗が出やすくなります。
徐々に和食を中心とした食生活に変えていくようにしましょう。
肉類に多く含まれているタンパク質は、豆腐や納豆の原料である大豆に多く含まれていますし、大豆に含まれているイソフラボンには発汗を抑えるという作用がありますのでおすすめです。
定期的な運動も大切
多汗症を治すには、汗をかくということも大切です。
ぬるめのお湯につかり、汗を出すことで新陳代謝を良くすることが出来ますので、汗のかき方を改善させることが出来ます。
なお、多汗症を治すには、時間がかかります。
個人差はありますが、どのような方法を行なったとしても、効果を得るためには1ヶ月程度の時間がかかりますので、諦めずに続けるということが大切です。
少しの工夫をするだけで良いこともありますので、日常生活の中に取り入れるようにしましょう。
自身の生活スタイルに合わせて、無理なく行なうことが出来そうなことから始めるということが続けていくためには大切なポイントと言えるでしょう。