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多汗症は治るの?原因と治療法について

厳しい暑さの中にいるわけでもなく、激しい運動をしたわけでもないのに手のひらや顔、脇、足のうらなど体のある部分に大量に汗をかいてしまう多汗症。

この症状が現れると常に汗のことを気にしてなければいけないので、何とかして改善したいと思うものです。
ここでは、多汗症の原因と効果的な治療法を紹介します。

原因はさまざまです

多汗症の主な原因は精神的なストレスだと言われています。
ストレスや極度の緊張、不安を感じると交感神経が汗腺の働きを活発にするので、交感神経が敏感な人は症状が起こりやすいと言われています。

ホルモンバランスの乱れも交感神経の乱れを引き起こします。
女性は、生理や妊娠、更年期などの時期になるとホルモンバランスが乱れやすくなるので、症状が起こることがあります。

また、食生活や生活習慣の乱れも症状を引き起こすことがあるので、栄養バランスが摂れた食生活と規則正しい生活を心掛けるようにしましょう。
直接的な原因ではありませんが、遺伝も多汗症に関係しているのではないかと言われています。

クリニックに行かずに治す方法

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クリニックに行かず自分で症状を少しでも改善したいという人は、多汗症はストレスから起こることが多く、汗が気になるようになるとそのことがさらにストレスとなり症状が悪化します。

そのため、まず、汗をかくことは当たり前のことだと意識を変えることが症状を治す第一歩になります。

温度調節を行うと汗を抑えることができるので、汗が気になるときは、首の後ろや手首など冷やすと体が冷えやすくなる部分を冷たいタオルなどで冷やすと良いでしょう。
また、汗を抑える効果が期待できる漢方薬も出ているので、なるべく体に優しい方法で症状を抑えたいという方は、漢方薬を始めてみてはいかがでしょうか。

クリニックで治す方法

完全に多汗症を改善したいという人には、クリニックでの治療をおすすめします。
メスを使用する手術はリスクが高いので不安があるという方は、最近はメスを使用せずに受けることができる施術もあります。

ボトックスには汗を抑える効果があるので、ボトックスを患部に注入することで症状を抑えることができるボトックス注入や、患部にマイクロ波やレーザーをあて、汗のもとである汗腺を破壊することで症状を抑える治療もあります。

どちらの施術も安全性が高い施術ですが、ボトックスの効果は半永久的ではないので、効果を持続させるためには定期的な治療が必要です。
また、汗腺を取り除いてしまう摘出術は、メスを使用するのでリスクを伴いますが、症状の改善に最も効果的な治療法です。

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