背中の汗を止める方法について【セルフケアのコツをご紹介】
背中には汗腺の量が多いため、汗をかきやすい部位でもあります。
汗で服が濡れたり色が変わって見えたりと恥ずかしい思いに悩む方も多いでしょう。
しかし、理由を特定できれば改善できる可能性があります。
食事で改善
背中の汗を止めるためには、脂質の多い脂っこい食べ物やアルコールの飲み過ぎを控えます。また、カロリーの多い食事は燃えやすいため、体内に熱を作り出します。辛い食事や熱い食事も控えるようにします。体温を調整するために汗が沢山でるようになるため、止めるためには、和食のような食事を理想とします。
熱を下げてくれる夏野菜のナスやトマト、きゅうり、ゴーヤなども適しています。
これらの野菜には水分とカリウムが豊富に含まれているため、体内の熱を尿として外へと排出してくれる助けをしてくれます。
ツボを押して止める
ツボ押しは、デメリットがほぼなく意外と効果が期待できる方法です。
合谷は、人差し指と親指の骨が合わさるところからすこし人差し指よりのくぼみにあるツボです。このツボは、万能のつぼのため、たくさんの効果があり、そのひとつに汗を止める効果があります。
手のひらにもツボはあります。手首の付け根近くにある陰郄は身体の余分な熱をとってくれ、小指の下辺りにある後谿には身体の熱を鎮める働きが期待できます。
また、脇よりも下の胴回りを圧迫することで、下半身だけに汗をかくことができる方法を試すことも一つの方法です。
スプレーや冷却で対策
スプレーを使う場合には、学校や会社など出かける前に一度背中を拭いてから全体をスプレーします。こうすることで、表面から抑えることができるため、臭いも気にならなくなります。スプレーしてからタオルをシャツと背中の間に通すと清潔に保てます。
タオルを間に通すのは無理な場合には、替えのシャツやTシャツ、タンクトップ、キャミソールなどを用意しておき、こまめに綺麗にすることです。
ミョウバンやハッカ油を使った方法もあります。
ミョウバンには嫌な臭いを消してくれる殺菌や消臭効果もあるため、臭いも気になる場合に適しています。スプレーにしたりお風呂に入れて使います。ミョウバンは、スーパーや薬局などで購入することができるため、手に入れやすいです。
また、太い血管が多く集まる首周りを冷やすことも効果的です。冷却材がなくても冷やしたタオルや冷たいペットボトルなどを首にあてるだけでも効果が期待できます。熱中症対策グッズなどの中には活用できるものもあります。首の後ろ以外にも脇の下や太腿の付け根などのリンパ節のある場所を冷やすと効果が期待できます。