汗かきに対する対処法や、制汗の商品情報をお届けします。

多汗症に効果のある薬は?漢方で体質改善して多汗症を改善する

汗の量が異常なほど多い場合は、多汗症といいます。全身に汗をかく場合と、手のひら、足の裏、脇の下など局所的に汗をかく場合の2つがあります。
多汗症を西洋医学ではなく東洋医学で治療して改善することは、可能です。

多汗症でも症状は人それぞれ

同じ多汗症でも原因が様々で一人一人体質が変わってきますので、西洋医学のように一律ではなくその人に応じた処方になります。
東洋医学ではその人の体質の証をしっかり見抜いていくことから始める治療のため、処方される漢方薬はまったく違ってきます

多汗症などの症状の原因は、自律神経にあたる交感神経、副交感神経の過敏からおこる場合が多くなっています。自律神経のバランスや乱れは、西洋医学よりも東洋医学の方が向いていることは間違いありません。

西洋薬よりも即効性がないといわれている漢方薬でも証がぴったりあえば、西洋薬と変わらない即効性があります。
全体的に体質改善をして再発防止などは、漢方の得意とする分野です。

原因による漢方薬には精神的ストレス系に、柴胡加竜骨牡蠣湯、柴胡桂枝乾姜湯などです。ストレスによる緊張で自律神経の乱れが交感神経の活発化により汗が異常に多くでることを改善します。

柴胡加竜骨牡蠣湯は、とくに精神、神経などに有効で比較的体力があって胃腸の丈夫な方にあっています。

ホルモンバランスの原因におススメ

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ホルモンバランス系は加味逍遥散、女神散などです。
ホルモンバランスの乱れでおこる更年期障害による発汗異常や、イライラを改善します。

食生活の乱れ系は、黄連解毒湯が知られています。
黄連解毒湯はとくに多汗では有名な漢方で、体内にこもった余分な熱を冷まし解熱の作用があります。また頭痛、不眠症の緩和にも用いられます。

体内水分、肥満系には防巳黄耆湯、防風通聖散があります。
体内の水分バランスを整える作用があって、多汗に有効なほか肥満症のむくみや関節炎にも用いられます。

その他十全大補湯は、多汗症の漢方ではありませんが、病後の回復など体力低下の汗に有効です。八味地黄丸は、加齢など体調の乱れを整えて多汗を改善します。

ワキのニオイおススメ

脇の下の気になる臭いは雑菌の多く繁殖する場所が毛根のため、ストレス性の多汗によるケースも多くなっています

東洋医学の歴史は古く2000年の昔からおこなわれてきた治療で、最近注目されています。
本来は非常に効果の高い薬であるという認識が高まってきました。

飲みあわせ、食べあわせ、自身の体調や体質など自然と知識が身について、長く健康を維持でき根本的に体質改善ができます

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