汗かきトーク

人間には温熱性発汗と精神発汗と呼ばれている２つの発汗が在ると言いますが、温熱性発汗は身体を冷やす目的で身体が汗を分泌させる目的の在る汗で、精神発汗は多汗症の症状を持つ人に多いのが特徴で、気温などに関係なく精神的な不安やストレスなどにより汗が大量に分泌されると言った特徴が在ります。

多汗症の治療方法により病院の種類が異なる

人は運動をすることで体温が上昇して汗をかくわけですが、これは暑いと感じる事で汗を分泌させ、身体の体温が上昇する事を防いでくれますが、精神発汗の場合は暑さなどに関係なく分泌されるものであり、日常の生活の中で過剰な汗が煩わしいものとなる事からも多汗症治療が必要になるケースも少なく在りません。

多汗症の治療法には手術による方法、医薬品を処方して貰う方法、ボトックス注射のように薬剤を投与する方法などが在りますが、治療法により病院の種類が異なるのが特徴です。

多汗症外来のある施設について

ボトックス注射はボツリヌス毒素から抽出した成分を直接注射器により注入する方法になりますが、ボトックス注射による多汗症治療を可能にしているのは、美容皮膚科や美容外科と言った病院が一般的です。

また、薬剤投与による治療法は、皮膚科や総合病院、大学病院などの多汗症外来と言う専門の診療科を持つ施設で治療を可能にしているのが特徴です。

尚、薬剤投与と言うのは、発汗を止める薬を利用する方法で、緊張を和らげる目的で精神安定剤や抗うつ薬などを処方しての治療法になります。

多汗症外来の在る病院を探す場合、インターネットを利用する事で自宅近くに在る病院で多汗症治療が可能な施設を探すこと出来るのでお勧めです。

多汗症治療の外用薬について

多汗症治療に最適とされている外用薬には塩化アルミニウム水溶液が挙げられます。
これは汗が出る場所に塗布する事で発汗を抑える効果を期待出来るもので、多汗症治療を可能にしている施設の多くで処方して貰う事が出来ます。

尚、塩化アルミニウム水溶液は就寝前に塗布する事で翌日１日の中での発汗を抑えられると言いますが、効果には個人差が在るのが特徴です。

多汗症治療は症状の度合いに応じて治療法が異なります。
汗の量がどのくらいになるのかと言う検査を行う事で治療方法も変わると言うのが多汗症治療です。

予期不安などによる発汗が多くみられるのも多汗症の特徴でもあり、検査だけではなく精神的なカウンセリングを行うのが多汗症外来の特徴でもあり、自分に合う治療法を見つけ出すことが出来ると言います。