多汗症は薬で治す。グラクソ社のボトックスは保険が利くわき汗治療
多汗症は、その名前の通り汗が多くでるという病気です。汗の出方は人それぞれです。掌や脇などの汗腺と呼ばれる部分から出てくる汗が多すぎて困っているという人もいれば、中には全身から多量な汗が出てきてとまらないという人もいます。
汗自体は臭いはありません。しかし、だからといって放置してしまうと細菌が汗を分解することによってわきがなどの強烈な臭いをともないます。臭いによって他人に不快な気分にさせてしまうなど精神面でダメージを与えてしまうことも多いです。
多汗症の原因を知ろう
多汗症の原因としては、まだ解明されているわけではありません。
ですので原因不明となっていることも多いです。
ただ、多量の汗はストレスが関係しているというデータ傾向が見られます。
人前に出て話をしたり、演奏をしたりするようなときなど緊張しがちな時や、試験会場などで失敗してはいけないというプレッシャーを感じた場合に多量の汗をかく傾向があります。
その一方でくつろいでいるときにおいては汗は止まっています。
しかし、中にはくつろいでいるときにおいても汗をかいてしまう場合も存在します。
従来の考え方としては、精神的に緊張したからその結果すぐに多量の汗をかくものとされました。しかし、実は緊張した時に交感神経が過度に敏感になってしまい、その結果として多量の汗が流れ出すという考え方が一般化されています。
ただ他にもなんらかの病気が隠れている場合や、ホルモンバランスの変化・生活習慣の乱れなども考えられています。
多汗症の有効な治療方法
それでは、多汗症を治すにあたってはどのような方法があるのかについてですがまずよく用いられる方法が、イオントフォレーシスと呼ばれる電気を用いて多汗症を抑える方法があります。この方法は確実に効きますが、電気療法は妊婦や外科手術を受けた直後においての使用は禁じられています。
薬によって治す方法も一般的といえます。
例えば、ボトックスを使用する方法があります。ボトックスは、わき汗に対して効力をはっきする治療方法で特にグラクソ社のボトックスは効果があるとされます。
ボトックスが持つ効果について
グラクソ社の正式名称は、グラクソ・スミスクライン株式会社といいます。
イギリスに本社を置く医薬品を扱う会社としては世界第6位の大企業です。
グラクソ社のボトックスは保険が利く治療法となっており、安全性については保証されていることになるためおすすめといえます。
薬の効き目についてはおよそ半年ほどとなりますが確実に効くため人気があります。
ただ、ボトックス注射による効果はゆっくりと現れますのでそうした点は留意しておきます。