汗を抑える薬って本当に効果はあるの?【薬の効果と副作用について】
夏場になると悩みの種となるのが汗です。
人間は汗で体温を調節しています。そのため、熱中症を防ぐために体温を調節する役割であると考えるとわかりやすいです。
汗が出る原理とは?
汗には、体温などに反応する物理的なものと、緊張するときなどに発刊する精神的なものに分かれます。
また、急に心臓発作が起こった場合には、冷や汗または脂汗と言われる発汗があります。この場合は、病気が原因の場合です。
大抵の場合は、夏場など季節的に発汗することがほとんどです。
汗の対策として考えられるのが、制汗剤によるケアやその場で汗を拭き取ることができる拭き取りシートなどが考えられます。しかし、効果は長続きしません。
また、シャワーなどで1日分の汗を流すのも有効的であると考えられます。寝ている間に汗をかいてしまうなど一時的な効果しかありません。
多汗症はこんな症状
しかし、汗のケアをしてもシャワーをしても汗が収まらない場合もあります。
この症状は多汗症といわれる症状です。多汗症は、体温の調節の限度を超えた範囲で発汗する。日常生活に支障を来す発汗であると言っても過言ではありません。
交感神経が失調し、エクリン腺が活発かすることにより起こります。
全身的なものと腋の下などに起こる部分的なものに分かれます。
対処法としては、汗を抑える薬を塗布または服用することがあります。
発症する部分により、選び方が異なります。
また、最終手段として手術をすることも選択肢にいれることもあります。
汗を抑える薬について
汗を抑える薬として代表的なものとして、プロバンサインがあります。
多汗症に最大限の効果を発揮します。錠剤タイプの薬です。1日数回服用することで汗を抑える効果があります。
しかし、汗を抑える薬は、汗腺の働きを制御する神経系の薬であるので医師の指導のもと適切な使用をするのが望ましいです。また、副作用についても検討した上で望ましい選び方をするのが良いです。
選び方を間違えると内蔵などに支障を来す恐れがあるからです。
汗を抑える薬は、一般的には、腋汗を止めるものとして考えられています。
しかし、手汗や顔汗など部分的な多汗症の治療薬でもあります。
また、多汗症の原因が心的要因の場合は、抗不安薬など心療内科で処方される薬を用いることもあります。プロバンサインは、医療機関での処方の他、インターネットの通販サイトでも購入することが、可能です。通販サイトなどでの購入を検討している場合は、事前に医師に相談することが望ましいです。