汗かきトーク

男女問わず、汗かきの人は意外に多く、夏場などはこのような症状に悩まされている人が少なくありません。
あまりに汗をかきすぎるとそれが嫌な臭いの原因となる事もありますし、衛生状態を保つという面で考えても問題が生じてきます。

このような状態が続くとエチケットの面で周囲に迷惑をかけてしまいますし、それによって自信も失われて仕事や私生活に悪い影響を及ぼしてしまう事もあるのではないでしょうか。
そういう体質だからと諦めずに、そのメカニズムを知ってから、日頃の生活習慣の改善などで汗かき体質を解消していきましょう。

ホルモンバランスの崩れも原因

自分が持っている体質や汗の量が原因と思っている人が少なくありませんが、ホルモンバランスが一時的に崩れた時に大量の汗をかくという場合もあります。

これは特に女性に多い症状ですが、ホルモンの分泌量が少しでも少なくなると、体内の代謝機能が低下して水分を上手く細胞に吸収させるという機能も落ちてしまいます。
これによって行き場を失った水分が汗という形で身体の外に排出されるという仕組みです。
このような症状を治す方法としては身体を温めて代謝をアップさせるというのが良いでしょう。

ストレスによる汗かき

現代はストレス社会と言われており、社会で働いている以上、多少のストレスを感じてしまうのは仕方がありません。
しかし、これも行き過ぎると自律神経に影響を及ぼして、身体の状態も変えてしまう事があります。

そのひとつの症状が汗かきという事になります。
手に汗を握るなどと良く言いますが、これは交感神経が働き過ぎている緊張状態やストレス状態によって起こる現象であり、ストレスで自律神経がバランスを失うと、常に交感神経が働いている状態になります。

これと同じメカニズムですから、治す方法としては、やはりストレスを解消するためのリフレッシュという事になるでしょう。

汗をバランスよくかく

臭いの強い汗を治す方法は、日頃からコンスタントに汗を流して、質を良くするというのが一番です。
日頃汗をかかない人が急に汗をかくと、脂分の混ざったどろっとした汗になりますが、これが臭いの原因となります。

さらに、多汗の防止を行なうという上でも、あえて日常的にバランス良く発汗させるというのも有効です。
日常生活の中で、ウォーキングをしたり、軽い運動を行なう、さらに入浴を長めにするなどして上手く発汗させる事によっていざという時の汗かき防止につながります。