顔の汗や脂を抑える「崩れないメイク」
ある程度の汗であれば、身体の機能のため仕方ありませんが、少しの工夫をすることで、崩れないメイクを目指すことができます。
顔のコンディションを整える
崩れないメイクを目指すためには、肌のキメを整えたりトラブルを防ぐことが重要です。
まずは、メイク前には肌に残っている汚れや余分な皮脂、古い角質を取り除いて、肌表面を綺麗に整えるようにします。
肌表面が整っている状態からメイクをすることで化粧ノリを良くすることができます。
ただし、脂っぽいからといって頻繁に洗いすぎては皮脂の過剰分泌に繋がるため、朝晩の2回程度にしておきます。
乾燥や肌荒れがひどい場合には、朝の洗顔では洗顔料を使用しないようにして様子を見てみます。
また、乾燥しているとメイクの密着度がさがるため、しっかりと保湿を行います。
ベースメイクは薄く均一に密着させる
崩れないメイクを行うためには、ベースメイクから見直します。
汗で流れるからといって厚塗してしまうと肌になじまないため、崩れやヨレの原因となります。
ニキビ跡やクマ、シミなどを隠したい場合には、ファンデーションの厚塗りではなく、コンシーラーやコントロールカラーを利用して部分的にカバーするようにします。
化粧下地は、肌質に合ったものや顔色補正など自分の肌に合わせて選ぶようにします。
ファンデーションは、パウダータイプよりもクリームタイプやリキッドタイプのほうが密着しやすいため、崩れないメイクに便利です。
ファンデーション後には、顔全体にフェイスパウダーを薄く均一に覆うようにのせることで、化粧持ちを上げることができます。
アイメイクで、アイライナーを使う場合には、ジェルタイプを使うと皮膚との一体感が高いため崩れにくいです。
また、マスカラやアイブローでは、トップコートを利用することで崩れにくくすることができます。
メイク直しのポイント
朝に崩れないメイクをしても崩れる場合があります。
その時には、メイク直しでカバーします。
時間がある場合には、コットンに乳液を染み込ませ、崩れの気になる部分を拭き取ります。
汚れをオフしたら乳液で保湿を行います。
肌に馴染んだら崩れた部分にファンデーションを薄く塗り、仕上げにフェイスパウダーを薄く塗ります。
時間がない場合には、化粧崩れしている部分のテカリ部分をあぶらとり紙やティッシュで取り除きます。
余分な油分をオフした部分を中心にフェイスパウダーを軽く薄づけすることでメイク直しが完了します。