汗かきトーク

手の汗をかく原因は幾つか考えられます。
自分の原因を知って正しい解決方法を見つけることがポイントです。

手の汗の原因の種類と改善方法

ストレス
精神的なストレスが手の汗の原因になる場合があります。解決方法は、心療内科でカウンセリングを受けてみることをおすすめします。また、自分の趣味の時間を持つなど、リラックスする状況を作るのも大切です。

緊張や不安
ストレスと似ていますが、会議の前など特定の時間に手の汗をかく特徴がある場合には、ハーブティーなど気分を落ち着かせるお茶を飲むなど、自分の好きな香りのものに触れることをおすすめします。また、手のひらにあるツボを押すことで解消される場合があります。親指と人差し指の付け根の部分を反対側の手の指で軽く数回押してあげましょう。

自律神経の乱れ、姿勢の悪さ
呼吸を整えて正しい姿勢を心がけることで自律神経の乱れにはたらきかけることができます。

ホルモンバランスの乱れ
女性ホルモンの乱れは手の汗につながる場合があります。主に生理前や生理中に汗をかきやすいという特徴がある場合には、サプリメントなどでホルモンバランスを整えたり、しっかり睡眠をとることが大切です。更年期障害で汗をかきやすくなることもありますので、その場合には病院でみてもらうと良いでしょう。

食生活の乱れ
刺激の強い食べ物を多量に摂取すると汗腺を刺激しやすくなります。辛いものや熱いものなどを控えることで手の汗が解消される期待がもてます。

その他に病気が原因の場合

これらの原因でない場合で、急に多くの汗をかくようになったという場合には、甲状腺の異常によるものが原因となる場合があります。

主にバセドー病や甲状腺刺激ホルモンの異常、ブランマー病、その他、褐色性細胞腫、糖尿病、急性のリウマチ、生殖器障害などが考えられます。

特に手の汗を沢山かく場合には、手掌多汗症と呼び、幼少期から発症する場合が多くあります。男女差がないのが特徴です。

医療期間での治療やケアアイテムでのセルフケア

汗の量に応じて、医療機関で適切な治療を受けることができます。
自宅でケアができる程度であれば、手汗ケア専用の商品も販売されています。

手汗は、ワキ汗とは異なり、エクリン腺に効果がある成分が配合されたものを選ぶことで手汗をブロックする期待がもてます。

ケア用品にはスプレータイプのものや、直接お肌に浸透させるジェルクリームなどがありますので、試してみてはいかがでしょうか。自宅でのケアを行なってもなかなか改善がみられない場合には、医療期間で診察を受けましょう。