汗かきに対する対処法や、制汗の商品情報をお届けします。

手汗に悩んだら皮膚科で診察してもらおう!

手汗は生活に支障がでることもあり悩みになっている場合も少なくありません。
手汗は緊張や興奮をすることで手に多くの汗が出るものです。
これは精神性発汗で、手のひらや足の裏などにみられます。

精神性発汗とは?

精神性発汗は気持ちが落ち着くと自然に汗はおさまりますが、手汗がおさまらずしたたり落ちるほど異常に手汗をかく場合は、交感神経が過剰に働いている可能性が高いです。

自律神経には活動的な時に優位になる交感神経、リラックスしている時に優位になる副交感神経があります。
それぞれがバランスよく働くことで体を調整していますが、発汗を促している交感神経は、緊張、興奮、ストレスなどで刺激されます。

手汗は気になるものですが、気にし過ぎると交感神経の刺激が強くなり、余計に汗をかきやすくなってしまいます。
汗は気になりますが、気にし過ぎたりせず、リラックスすることが必要なのです。

汗の悩みは皮膚科に行こう!

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ひどく手に汗をかくことがある場合は、皮膚科にいき診察してもらうことも解消するための方法です。
手汗は精神的な原因である場合と、身体が原因なのかを見極める必要があります。
原因に精神的なことが要因で大きい場合もありますが、皮膚科で診察して自分の手の特徴をしることが大切なことです。

皮膚科での診察は、汗は遺伝的な要因の先天性のものか、精神的や身体の影響などでの後天的なものであるかを問診や検査をして調べます。
病気や服用している薬の作用などで手汗が多くなっていると診断されると内科で治療を受ける場合もあります。

皮膚科での診察では多汗症の治療を受けます。
多汗症の治療は、塩化アルミニウム多用制汗剤、微弱な電流を流した水に手をつける方法、ボツリヌス注射などがあります。

塩化アルミニウム外用制汗剤は、寝る前に手のひらに塗り朝起きて洗い流す治療法で、汗腺を塞ぐ作用がある水溶液を使用します。
治療費が比較的安く簡単な治療法です。
ただし、水溶液の塩化アルミニウムは刺激が強く、個人差はありますが皮膚炎を起こす場合もあります。

微弱な電流を流した水に手のひらをつける方法は、専用の水に手を20分程度浸し汗腺にダメージを与えて汗を減らす治療法です。
定期的に通うことが必要ですが、治療費は安価で簡単な方法です。

ボツリヌス注射は、手のひらに直接注射することで神経をブロックして汗を減らします。
1回の注射で3~6ヶ月程度の持続が期待でき、効果が高い治療法ですが、保険適用外なので治療費は高額になります。

生活習慣からも手の汗は改善ができる

皮膚科によっては生活習慣や食生活などを見直すことで交感神経の興奮を抑えることが可能になるため指導を受けることもあります
手汗で悩みがある場合は、自分で対策を考えるよりも、まずは皮膚科を受診することが早く悩みを解決する方法と言えます。

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