手汗の原因を知って、解消法を見つけよう!
手汗がひどい人は、人前に出る時にそればかりが気になって他の事に集中できません。
手が湿っていると感じると他の人と手をつなぐこともできませんし、大量に汗をかくのは病気なのではないかと不安にもなります。
確かに甲状腺ホルモンが大量に分泌される甲状腺機能亢進症のような病気を患っている時にも手汗がひどいと感じることがありますが、ほとんどのケースでは病気ではなく精神面から引き起こされています。
精神面から引き起こされている場合、原因を特定しようと思っても困難なのですが、体内バランスが落ち着いてくると自然に良くなるケースも多いようです。
まずはストレスを取り除く
手汗がひどい場合、まずは日常的にストレスを感じていないかをチェックします。
ストレスは目に見えませんが、少しずつ心身に影響を与え、やがて自覚できるような症状を引き起こします。
普通に生活していればストレスを全く受けずに過ごすということは不可能なのですが、ストレスの発散方法を見つけたり溜め込まないようにすることはできます。
手汗がひどい人は汗をかくこと自体がストレスになっていることも多く、有効な対処法が見つからないことで不安になったり、諦めてしまったりします。
しかし、過度なストレスを取り除くことが症状の解消につながりますので、まずはストレスとどう向き合うのかを学ばなければなりません。
ストレスから引き起こされる体内変化
強いストレスを受けると、自律神経のバランスが崩れます。
自律神経は、活発に動いている時に優位になる交感神経とゆったりとした時間を過ごしている時に優位になる副交感神経とでできていますが、この二つが微妙なバランスを保つことで正常な状態を維持しています。
ストレスを受けることによってこのバランスが崩れると体内の循環や代謝にまで影響を及ぼし、汗の量にも関係してきます。
自律神経を整えて汗の悩みを解消
自律神経を整えることで体内のバランスを上手く調節することができるようになりますので、汗の悩みを解消することができます。
自律神経を整えたい時には、まずは規則正しい生活を送り、栄養のバランスを整えることが大切です。
また、適度な運動を行ったり、趣味を見つけて発散できる場所を作ることも重要です。
日々の積み重ねが自律神経の働きに大きく関係していますので、数日間だけ気をつけても意味がありません。
すぐにできる汗の対処法としては、制汗スプレーやクリーム、みょうばん水などがあります。