手掌多汗症の原因はストレスによるもの?発症しやすい年齢はあるのか?
昔からなぜか異常なほど手に汗をかきやすい。もしくは最近妙に汗をかくようになってきた。その原因は手掌多汗症という病気の可能性があります。
手掌多汗症とはその名前の通り手に大量の汗をかいてしまうものです。
単純に汗をかきやすいだけという訳ではなく、その量が問題で常に手が湿っている状態だったり、ひどい場合は物を持つのに困るほどまで汗をかいてしまいます。
そのため他人から距離を置かれやすかったり、子供の場合はいじめなどに発展してしまう事もあるのです。
では、いったいどのような条件で発症してしまうものなのでしょうか。
ストレスだけではない。生活習慣にも原因が
手掌多汗症の原因として多いのは、やはりストレスによるものです。
仕事や日常でのストレスにより神経が刺激され、手に大量の汗をかいてしまうという事ですね。日頃ストレスがたまりやすい場合などは特に注意が必要です。
また、生活習慣による肥満なども原因である可能性もあります。
こちらはよく生活習慣病など別の病気で知っている人も多いのではないでしょうか。
栄養が偏りすぎたり運動不足などにより体のバランスが崩れ、いろいろな病気になりやすいという事ですね。手掌多汗症もそのうちの一つです。
同じものばかりを食べ過ぎない、たばこを吸いすぎないなどをして改善していきましょう。
発症しやすい年齢はあるのか?子供の場合は?
ではこの手掌多汗症ですが、発症しやすい年齢はあるのでしょうか。
特に多いといわれるのは10~30歳。端的に言えば若い人がかかりやすい病気だといえます。早い場合は幼少期に発症している場合もあります。
しかし、子供の場合はなかなか見つかりづらいものなのです。
手掌多汗症は手に汗をかきやすいというものです。
そのため「汗をかきやすい体質」と間違えられやすく、長い間病院に行かずに困り続けた人も多いのです。
人により一目でわかるほど汗をかく場合もあれば、やや湿っているだけという場合もあるため気が付きづらいという事が原因ですね。
常に汗をかいている、物を持つとき湿ってしまいやすいなど注意深く観察してみましょう。
気になる場合は病院へ。早めに相談しましょう
他の病気にもいえる事ですが、やはり気になる場合は病院で相談する事がオススメです。
手掌多汗症はその性質上他人に距離を置かれやすくなったり、滑って物が持ちづらくなるなど生活に支障がでてしまうからです。原因が特定できれば治療をする事もできますし、早めに解決する事ができるようになります。
汗をかきやすいのは体質だからとあきらめず、一度医者に相談してみるようにしましょう。