困った顔汗を止める!知っておきたい5つの対処法とは?
顔汗はまわりから見えるため隠しようがなく困ります。
恥ずかしさもありますし、女性ならメイク崩れが激しくなってこまるでしょう。
顔汗の原因を調べ、顔汗を止める方法を紹介します。
色素沈着
汗の役割は体の熱を外に逃がし、体温の上昇から体を守ることにあります。
汗をかかない生活をしていると、汗腺の働きが鈍り、心臓から遠いところにある下半身や腕から汗をかきづらくなります。
そうなると、動きが多い顔から沢山の汗をかくのが顔汗の原因です。
また、汗腺が鈍っている人の汗はベタベタして蒸発しにくいため顔に長く残り、余計に気になってしまいます。精神的な発汗は誰にでもおこり、汗をかきそうな場面に遭遇すると、緊張や不安から副交感神経が刺激され、さらに汗をかいてしまいます。
顔汗にはこんな方法で対処
一番の顔汗を止める方法として、日頃から、運動をして体温をあげ汗をかくようにします。運動で汗腺が鍛えられている人は、顔だけでなく全身から汗をかきます。
ウォーキングやジョギングなどの体全体を動かす有酸素運動が効果的です。
また、交感神経を刺激し、片方の脇を圧迫すると反射的に圧迫した側と反対側の顔の汗が止まり、逆側だけに汗が流れるようになる皮膚圧半側発汗現象で汗を抑制する方法があります。この作用を利用して、胸から5cmほどの上を圧迫し、上半身に汗をかきにくくします。紐を用いてもいいですが、販売されている汗止め帯や汗止めベルトなどをまくと手間をかけず対処できます。
また、首の後ろにある頸動脈を冷やします。
頸動脈を流れる血液の温度が低いと脳が涼しいと判断するので、一時的に汗を抑える事ができます。冷たいペットボトルにハンカチをまいて当てたり、ストールに保冷剤を忍ばせて当てたりすると効果的です。
反対に、手足を温め、全身から汗をかくように促すと、汗をかく場所が分散されるので、顔汗の量を軽くすることができます。
精神的な発汗による顔汗を止める方法としては、深呼吸をして落ち着きを取り戻し、リラックスを心がけます。時間余裕をもって行動し、身だしなみを整え落ち着く時間をつくったり、好きなものを口にしたりといった自分に合ったリラックス法で対処します。
制汗剤を利用する注意点
それでも顔汗が気になる場合は、制汗剤を利用し顔汗を止める方法があります。
制汗剤には塗り薬や飲み薬といった種類があり、塗り薬の中には、スプレー、クリーム、ジェル、スティック、ロールオンといった様々なタイプのものが発売されています。
気をつけたいのは、顔の皮膚は薄くとてもデリケートなので顔用のものを使うことです。
また、収れん剤が入っていて汗腺をふさいでしまうため、長時間の使用には注意します。