困った顔汗!どうやって止めればいいの?【まずは原因を知ることから!】
夏の季節、汗はやっかいな問題ですよね。特に顔汗は見た目にも不快ですし、メイクの崩れの原因にもなるし本当に悩みの種です。暑ければ汗をかくのが当たり前ですし、汗を完全に止める方法はないとはいえ、なんとか解消したいものです。
顔の汗を何とかしたいなら
顔汗の対策としてはいくつか考えられます。
顔汗の原因が心理的な要因からきている(顔の多汗症になります)場合、カウンセリングを受けて緊張症を改善したり、または精神安定剤を服用するとおさまる場合があります。
即効性はありませんが、自律神経をととのえて体調を改善する漢方薬で顔汗が止まることもあります。緊張する場面で自分をリラックスさせるためのルーチンをつくったり、アロマなどに頼ってみるのもいいかもしれません。
またボツリヌス菌を注射することで神経伝達物質を阻害して汗を止める方法もあります。
これは1度の注射で数カ月~半年ほど効果があるので、1年に1度打てば有効な対策になるでしょう。
しかし、美容整形でも用いられるボツリヌス菌には顔の筋肉が弱くなるなどの副作用もありますので、信用できる医療機関を選び、きちんとした説明を受けたうえで受けたほうがいいでしょう。
体質改善も大切
薬や医療にできるだけ頼りたくないのならば、やはり体質を改善することです。
多汗症や逆に汗をかけないという悩みの背景には、エアコンに頼った生活や湯船につからないという生活の中で、汗をかくことが下手になってしまっているということがあります。
きちんと汗腺を働かせるために、普段から運動をしたり湯船につかってしっかりと汗をかくことがとても重要です。また、冷たいものを食べたり薄着になったりして体がつねに冷えている人は、やはり汗に関する悩みが多くなってしまいます。冬だけでなく、汗をかく夏もきちんと冷え性対策をしましょう。
手っ取り早い方法
これらの対策は即効性があるものではなく、体質や生活習慣を改善するものでした。
それでもどうしてもかいてしまった顔汗をすぐに止める方法は、何よりも身体を冷やすことです。顔を冷やすのではなく、首や脇の下など太い血管が通っているところを保冷剤やペットボトルで冷やしましょう。
また脇の下を冷やす時、強めに圧迫するようにするとさらに有効です。
脇の下や肋骨のまわりを圧迫するというのは芸者さんたちも実践してるそうで、帯を少し高めの位置に強くしめて、肋骨を圧迫して汗をおさえるのだそうです。今日は汗をかきたくない、という時にはブラジャーなどをきつめにしてみてはいかがでしょうか。
即効性がある方法、体質を改善する方法をそれぞれ両方とりいれながら、夏を少しでもさわやかにすごしたいものですね。