顔の汗を止めるツボについて【ツボの場所と便利グッズをご紹介】
夏の暑い時期になると顔から汗が出て化粧崩れをしてしまうのが悩みだという女性も多いです。
顔は皮膚が薄いため制汗剤を塗ったりスプレーをしたりするわけにもいかず、なかなか対策をし難い部分になります。
顔の汗が出る原因
顔にばかり出てしまう、といった場合には多汗症と呼ばれる病気であることも考えられるため注意が必要です。
体が健康な場合には体から出るのが普通ですが、顔ばかりに多い場合にはまず運動不足であることが考えられます。体温調節で熱を逃がすために分泌される物ですが、運動不足などで熱の発生が極端に少ないと汗腺の機能が低下してしまい、下半身や腕などが上手く熱を逃がせなくなり、動きの多い部分から熱を逃がそうとして増えるのです。
極端な場合には、病気の可能性もあるため日常生活に支障が出る場合にはきちんと病院を受診することが重要となります。
止めることのできるツボ
止めるためには、ツボが有効だとされています。
手を握りしめた状態で、小指の横にできる感情線のシワの延長の飛び出したところにある後谿、手の平を開いて手の平を上に向けて小指があるほうの手首の付け根から1.5センチほど下にある陰げき、乳首から3〜5センチ程度上にある屋翳、脇の真下あたりにある大包などがあります。
これらを反対側の手の親指や人差し指の腹などで刺激したり、お灸で刺激することによって抑えることができるようになっています。
止めるのを助けるグッズ
長く効果を出したいという場合には、ツボを刺激することによって止めることのできるバンドがさまざまなものが通信販売で購入することができるようになっています。
厚塗りをしている舞妓さんが行なっている方法を応用した商品で、舞妓さんは汗を抑えるために帯をキツく締めることによって上半身にある大包や屋翳を刺激して止めています。体を利用した仕組みを使って化粧崩れを抑えている方法で、舞妓さんが化粧崩れしているという姿は殆どないためかなり効果的だとされています。
ほかにも、体質に合った漢方薬なども販売されているためこれをこれを利用するのも有効かと思われます。
すぐに止めたいというのもわかりますが、改善するためには生活習慣などを見直していくことなども大切です。食生活を見直したり、大豆や豆乳などの植物性タンパク質を意識して摂取する、運動を行なうなどのことを習慣付けることなども体には必要です。
一時的に止めるのではなく、きちんと改善してくことをおすすめします。