汗かきトーク

メイクをしている時に、顔が濡れていると、メイクのつきが悪くなってしまいます。
また、メイク崩れの原因にもなりますので、頻繁にメイク直しをしなければならないという面倒な作業が増えがちです。

顔が濡れるのは、毛穴から自然にふき出す汗が原因であることがほとんどです。
これを抑えることによって、快適なメイクを可能にすることができます。

運動不足が症状を悪化させる

身体をよく動かすと体内が温まりますので、汗をたくさんかくようになります。
この仕組みを考えると運動は逆効果のような気がしますが、実は運動不足が余計に症状を悪化させている事実があります。

運動不足に陥ると、全身で汗をかく状態が極端に少なくなってしまい、体温調整のための水分分泌を、顔の毛穴を中心に行うようになります。
身体をあまり動かしていなくでも、水分でメイク崩れを起こしてしまうのはこのためです。

症状を抑えるには、日頃から全身をよく動かして、全身の毛穴から活発に水分を発散させるようにします。
こうすれば、顔から分泌される水分の割合を減らせるようになります。

ホルモンバランスに気をつける

女性は月経に関する身体の変化が大きく、ホルモンバランスが乱れやすい体質をしています。
このホルモンのバランスが悪くなると、自律神経に狂いが生じやすくなります。

自律神経は体温調整に深く関わる部分で、自律神経が狂うことで、体温調整が上手に行えない事態になってしまいます。
のぼせやほてり、過剰な汗の分泌などの問題が生じます。

ホルモンバランスを整えれば、自律神経が正しく機能します。汗の分泌量が正常に戻りますので、症状を抑える結果に繋げることができます。
ストレスや疲労などがホルモンバランスを乱す原因ですが、婦人科系の疾患が隠されている可能性がありますので、おかしいと感じたなら一度病院で検査を受けることをおすすめします。

冷やすのも効果あり

運動やホルモンバランスを整える手段には、即効性がありません。
じっくりと改善を目指す方法だからです。
そこで、今すぐ効果を得たい方法として、首の部分を冷やしてみましょう。

首には顔へと繋がる太い血管が存在します。
夏場などの暑い季節になると、血管が拡張して汗をかきやすい状態にしてしまいます。
首の後ろ側を冷やしてあげれば、血管の拡張を抑えられ、顔の汗の量を少なくすることが可能です。
冷たいおしぼりをあてたり、冷やしたペットボトルをあてると効果的です。