顔に汗をかきやすいのが悩み~汗を抑えてメイクの持ちをよくするには
汗をかきやすい体質の方の症状もいろいろで、全身から滝のように流れ出る人もいれば特定の部位のみ症状があらわれる人もいます。
手や足が常に濡れてしまうのも不快ですが、顔に汗をかきやすい人は他人の視線も気になり、また他の部位の汗と比べてベタベタした質感になりやすく、特に女性の場合ではメイクがすぐに崩れてしまうのが悩みです。しかし対策をしっかり行えばかなり改善されるので、顔汗で悩んでいる人はぜひ覚えておきましょう。
顔専用の制汗剤で顔汗を抑制できる
制汗剤といえばワキ汗用のものがよく知られていますが、そのまま顔に使用するのはあまりおすすめできません。顔の皮膚は他の部位よりも薄く、刺激に敏感ですので通常の制汗剤では肌あれなどが発生してしまうことがあるのです。
そこでおすすめしたいのが顔に汗をかきやすい人向けに販売されている顔専用の制汗剤で、これならば顔にも安心で、化粧下地としてメイクの前に使えばより効果的です。
日中少し汗が気になりだしたら化粧の上から使用することもできるので手入れも簡単です。
生活習慣やサプリで体質改善を目指す
制汗剤の効果はそれなりに高いのですが、これは根本から原因を治すのではなくあくまで対処療法的な対策です。ですので顔に汗をかきやすい体質そのものが悩み、という場合では体質を改善するような対策がおすすめです。
例えば肉食が多く動物性タンパク質を多くとる人は体温が上がり発汗しやすいので、かわりに豆類をとることでタンパク質やその他の栄養も効率的にとれますし、そして豆類に含まれている有名なイソフラボンには制汗作用も期待できるのです。
イソフラボンを効率的にとるにはサプリもおすすめで、様々な製品が販売されています。
その他顔汗の原因には運動不足があり、運動で体に熱が生じない生活を続けていると体のあらゆる部分の汗腺の機能が低下するのですが、そうなるといざ汗をかいた時に汗腺が多く分布されている顔から汗が噴き出してしまうのです。
ですので運動や半身浴などで定期的に汗をかいて全身の汗腺を働かせるようにすると、顔汗を抑制する体質を手にすることができるのです。
それでも悩みが解消されない場合は医療機関に
発汗を促すものには交感神経があり、その働きが何らかの原因で過敏になっていると汗をたくさんかいてしまうのです。
自己流でどんなに対策を行ってもあまり効果が出なかった人の場合、交感神経の働きが正常でなくなっていることも考えられ、この場合は医療機関で治療を受けることになります。
薬を処方されたり深刻な場合手術を行うこともありますが、リスクもあるのでしっかりとカウンセリングを受けるようにしましょう。